桐タンス読本(選び方、ポイント)

相田たんす店
相田たんす店

桐タンスの選び方のポイントとは

桐タンス職人の勧める桐ダンスとは

店員さんが勧める桐ダンスと桐タンスを作っている職人が勧める桐だんすとでは、のずと違いがあると思います。30万の桐箪笥から200万の桐ダンスまで何本も並んでいれば、安いほうから一つ一つ説明して、少しでも高い桐箪笥の方が良いと勧めるのが人情でしょう。

今までは高価な商品にもかかわらず、業者が売りたいタンスをそのまま消費者が買わされてきたと言うのが現状です。当店ではお客様の身になって誠心誠意手抜きの無いトップクラスの桐箪笥をお造りするのをモットーにしております。

桐タンスの値段の違いとは

わかり易くいえば車と同じです。単に桐箪笥と言っても、軽自動車からロールスまであるわけです。ただ車は一流メーカーばかりですから、軽を買ったら動かなかったと言う事が無いように、一流デパート等で買えばインチキ桐たんすということはないでしょう。

しかし、どうしても流通経路が複雑ですから、お値段が高めです。あまり安い物は経費を引いてみると原価は低く、品質的に心配がありますので、一生モノを目指して作られている桐箪笥かどうかを目安にするのが、マチガイの無い買い方です。

それではいったい幾ら位の桐箪笥なら良いのだろうか?かえってたくさんあってわからなくなってしまうと言うのが、お客様の現状でしょう。

桐タンスの値段の違いとは

当店の桐タンスはワンプライス

大きさや形が同じなのに、桐箪笥の価格が2倍以上違うと言うような事はありません。最高の材料を使ったシンプルで飽きのこない箪笥です。

実際桐タンスの性能に関係の無い、いたずらに店頭効果を狙った細工はお勧めいたしません。金具も最高級の手作り品ですが、上品でシックなモノを付け、桐材の良さをスポイルしてしまうような、自己主張の強い金物は高いだけで無用の長物です。

また引き出しやお盆の数も一つづつ実費で追加出来ますので、より合理的に理想の箪笥をお求めいただけます。お盆を少し追加したいだけなのに、価格が倍近く違うと言う事もございません。

桐タンスの価格を出している業者が安心

いざお店に行ってみたら、高い桐箪笥をしつこく勧められて、困ったと言うような事もありません。今までは、たんす業者が売り易いたんすを売っていたと言うのが現状です。

本当はお客様の立場に立って、使い易く、シンプルで無駄な工作を無くし、最良の材質で職人が精魂込めて造るというのが理想ではないでしょうか。今でもその辺を勘違いしている桐箪笥業者が多く、残念です。

ただ高級品と言うのではなく、普段使いとしての本物の桐たんすを生活の中で自然に使いこなして欲しい。本物でしか味わえないたたずまいがあります。現代的なマンションに置いても自然に馴染んでくれます。

当店でもそのようなお客様からのお問い合わせが増えておりますが、ありがたいことだと思うと同時に、もっとシンプルな桐箪笥を普及させていきたいと感じております。

桐タンスの在庫処分、展示品はお買い得

作っている人間から言わせると、あまりお勧めできません。洋服等ですとバーゲン品、見切り品などはサイズや色が気に入れば大変お得です。季節ものなら2,3ヶ月の差で半額以下、去年の在庫等は-90%なんていうのもあります。

しかし桐ダンスの場合は、生き物というか、鮮魚のように、出来たての方が良いのです。

見えない部分の拘り

桐タンスデパートの桐箪笥展示会に出す場合、特に冬の祭事等は、期間が1週間の予定でも、桐タンスの内部に水を含ませたスポンジを入れておいたり、タンスの近くに加湿器を置いたりして、なるべく桐箪笥に湿気を補充するようにしていました。

それだけエアコンによって乾燥しているわけです。桐箪笥の背中に割れが入ったり、扉や引出しが反ったりもします。もちろん納品時に修正しますし、良いタンスはすぐ元に戻りますが、それだけ桐タンスは部屋の湿度に敏感に対応して、内部の衣類を守ってくれるわけです。

だから売れ残りの桐箪笥は、ちゃんと調整して売るにしても、現場の職人としてはあまり売りたくないのです。

またどうしても、会期中は仕事が出来ませんので、ただでさえ生産量が少ない注文ダンスの製作が遅れ、お客様にご迷惑をおかけしてしまいました。その為現在ではデパートの祭事は控えさせていただいております。

大きすぎる桐タンス

たくさんタンスの置いてあるところでは、どうしても背が高くて幅の広いタンスが立派に見えますが、実際部屋に入れてみると思ったより大きいものです。時々部屋に入らなくて、窓から桐箪笥を搬入などということもあります。

お使いになるとわかるのですが、桐箪笥の引出しの開け閉めが硬い等、戸棚の使い勝手にしろ、大きすぎると、非常に使いにくいものです。特に小柄な女性の場合は、一番上の引出しは背伸びしても中が見えないとか、精度が高いですから、引き出しの開け閉めも硬く、幅が広いと面倒になる事があります。

値段も、大きくなるにつれ高くなっていきますから、気をつけて買いたいものです。普通に流通しているものですと、昔の桐箪笥が幅で90センチ位から、92、100、106、120が一般的です。それほど部屋が広くない場合は、100センチ位が使いやすいでしょう。

着物も、たたまないでそのまま入れることが出来ます。また値段が高い桐箪笥ほど、少しずつ背も高くなっていきます。小柄な方は使いにくいと思うので、確認してください。自分の身長より少し高い位の桐箪笥が本来使いやすいはずです。

大きすぎる桐タンス

桐タンスの選び方のポイントを要約すると

桐タンス職人の勧める桐ダンス
桐タンスを作っている職人が勧める桐だんすは、お客様の身になって使いやすくシンプル。リーズナブルで誠心誠意手抜きの無いトップクラスの桐箪笥です。

桐たんすの値段の違いは
桐たんすは流通経路が複雑でお値段が高めです。ブランド品でもピンキリですから一生モノを目指した工房製の桐箪笥かどうかを目安にするのが、マチガイの無い買い方です。それが出来るのは実際に桐たんすを造っている職人だけです。

当店の桐たんすはワンプライスです
最高の材料を使ったシンプルで飽きのこない桐箪笥です。性能に関係の無い細工はお勧めいたしません。金具もシンプルが一番です。引き出しやお盆の数も一つづつ実費で追加出来ます。

箪笥の価格表を出している業者が安心
お客様の立場で使い易く、シンプルで無駄を無くし、最良の材質で職人が精魂込めて本物を造るというのが理想です。当店ではこちらのページでも桐タンスの価格を提示しています。

桐タンスの在庫処分、展示品はお買い得
作っている人間から言わせると、あまりお勧めできません。売れ残りには訳があります。いざ部屋に入れても使いにくくあきてしまいます。

見えない部分の拘り
エアコンによって乾燥して桐箪笥の背中に割れが入ったり、扉や引出しが反ったりもします。それだけ桐タンスは部屋の湿度に敏感に対応して、内部の衣類を守ってくれるわけです。売れ残りの桐箪笥は、ちゃんと調整して売るにしても、現場の職人としてはあまり売りたくないのです。

大きすぎる桐タンス
背が高くて幅の広いタンスが立派に見えますが、実際部屋に入れてみると思ったより大きいものです。値段も、大きくなるにつれ高くなっていきます。幅は100センチ前後で身長より少し高い位の桐箪笥が本来使いやすいはずです。


営業エリア

東京都都内、関東及び近県(神奈川・千葉・埼玉・山梨・群馬・茨城・長野)のお客様は無論、
遠方の近畿地方(静岡・名古屋・愛知・大阪・京都)からのお客様もお待ちしております。国内全域対応致します。


相田タンス店

〒101-0024
東京都千代田区神田和泉町1-3-8
03-5821-3114
aida1@aida-tansu.sakura.ne.jp

Copyright ©2019- 相田タンス店 All Rights Reserved.